#コロナウイルス#治療薬#開発促進#厚生労働省補助

 ワクチン接種者が増えたにもかかわらず、変異型コロナウイルスによる感染者が増え、イスラエルでは、ブースター接種と称して既に3回目のワクチン接種を行っています。
 欧州、米国等でもブースター接種をする意向の国が出て来ています。

 ウイルスの変異が早く、治療薬の開発、承認が急がれています。

 このような状況下、厚生労働省は7日、新型コロナウイルス治療薬の開発促進のため、国内外の製薬企業3社の三つの治療薬候補について、臨床試験費用などを補助することを決めました。
 補助金の対象になったのは、アストラゼネカの2種類の中和抗体を組み合わせた注射薬「AZD7442」と、塩野義製薬の軽症用飲み薬「S―217622」、富士フイルム富山化学の軽症用飲み薬「ファビピラビル(製品名アビガン)」。

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 塩野義製薬は25日、開発中の新型コロナウイルス治療薬について、来年3月までに国内外で合計1000万人分の供給体制を整える方針を明らかにしました。国内では年内に100万~200万人分の供給体制を整備。加えて海外メーカーへの生産委託などを検討しており、海外向けの供給にも力を入れると報じられています。