#洪水#疫病#肺 炭疽#モンキーBウィルス#鳥インフルエンザウイルスH10N3型#新型ブニアウイルス#ペスト

    昨年の大洪水から今日に至るまで中国ではCCPコロナウイルスに止まらず多くの疫病が発生しています。
 日本では殆ど報道されていませんので、これまでに発生した疫病をまとめてみました。

  北京市は9日、肺 炭疽の患者1人を確認したと発表しました。
隔離治療中だとしており、性別や年代、症状の程度は明らかにされていません。
  発表によると、患者は河北省・囲場満族モンゴル族自治県で発症してから4日後に救急車で北京に運ばれました。
 市疾病予防コントロールセンターは、牛や羊などが草を食べる際に土壌中の炭疽菌に感染することが多く、これらの動物との接触を通じた感染が一般的だと説明しています。
この患者も牛や羊と触れた記録があると報じられています。

 

 先週、中国でモンキーBウィルスでの死亡例が報告されました。
死亡した人は獣医師で、彼が取り扱う動物の中に猿が含まれていて、その猿から感染したとのことです。
 Bウィルスは適切な処置をしないと死に至るとされていますが、人間が感染することが滅多にないタイプのウィルスで、伝染しやすいものとは考えられていませんでした。

  中国の疾病予防管理センターの報告書によると、死亡したのは北京の霊長類研究機関に勤務していた53歳の獣医、3月に2匹の猿の遺体を解剖していて、1ヶ月後に嘔吐やむかつき、熱などの症状があったそうです。4月にはBウィルスに感染していることが髄液検査で判明。同僚2人の検査もおこなったところ、2人は陰性でした。

 

  中国は、鳥インフルエンザウイルスH10N3型のヒトへの感染が、世界で初めて確認されたと発表しました。ただし、ヒトからヒトへの感染が拡大するリスクは低いとしています。

  国家衛生健康委員会(NHC)は、東部江蘇(Jiangsu)省鎮江(Zhenjiang)市在住の男性(41)が感染したと発表した。
 男性は4月28日に発熱のため入院し、1か月後になってH10N3型への感染が確認されました。
容体は安定しており、濃厚接触者からも「異常」は報告されていないという事です。

 NHCによると、H10N3型は低病原性の鳥インフルエンザウイルスで、死や重症化の可能性は低く、ヒトへの感染例は世界初。「大規模な感染拡大のリスクは極めて低い」とみていると報じられています。

2020年

  新たな脅威として洪水後に起きる疫病が危惧されていましたが、既に、新たな感染症の新型ブニアウイルスが発生し、今までに少なくとも62人が感染し7人が亡くなったそうです。
江蘇省南京市で37人の感染が確認され、安徽省では今年4月以降既に23人が感染し内5人が死亡、浙江省では2が感染後に亡くなったと報じられています。
 感染は主にマダニを介して広まりますが、人から人への感染もあり得るそうです。
臨床症状は体内の白血球の減少、内出血で、発熱、多臓器障害などだそうです。
コメント 2020-08-09 134004
  内モンゴルの市衛生健康委員会は7月4日にペストの疑いが有る症例が一件あると発表しました。
既定に従いレベル3の早期警報が翌日発表され2020年末とされましたました。
 通知にはバヤンノール市では人から人へのペストが蔓延する危険性があるとも書かれていました。
ペストの疑いがある患者、原因不明の高熱のある患者等々報告するよう書かれていました。
7月5日23時過ぎバヤンノール市衛生健康委員会は牧畜民一人が病院に運び込まれ腺ペストに感染している事が確認されたと公表しました。現在、隔離され治療中とのことです。
  8月に入り新たに腸型ペスト感染者がモンゴル自治区包頭市で発生したと報道されました。
死者が発生した事で市はペスト感染3級警報を発令し年末まで継続するとの事です。
死亡した一名と濃厚接触した35人を隔離して検査をしましたが陰性であったと報告されています。
先月に引き続いてのペストの発生です。